初心者のためのダイビング基礎用語


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潜水場所、潜行日時、潜水時間、気温、水温、透明度などの環境要因などを含めた潜水の記録である。日本においては遭遇した生物等の副次的な出来事を記録することに重点が置かれることが多いが、これは必須の記載要件ではない。ログに記録されたダイビングの回数は、Cカードと共に潜水の技量を対外的に証明するものであり、非常に重要である。また、証明としての信憑性を高めるため、ダイビングのためのサービスを提供した者、あるいは一緒にダイビングした者のスタンプないしは署名をその都度得ることが多い。なお一般的に、ダイビングの回数は潜行・浮上の回数ではなく、使用したタンクの本数を基に、「1本」「2本」というように数える。 バディシステム(buddy system) ダイビングを行うに当たって、2名以上でお互いが相手側の安全を確認し合うシステムである。単独で潜水する場合に比べ、緊急時の対応が取りやすくなるという安全対策でもある。このシステムは、潜水以外にも多くの安全対策手段として用いられている。 安全確認を行うパートナーをバディと呼ぶ。 スクーバの障害 潜水活動中に起こりうる危険について述べる。 以下の障害は、スクーバに特有のものではなく、送気式潜水やスキンダイビングでも発生しうるものであるが、便宜上本稿に記載する。 スクイズ 体内の空隙などが水圧によって押しつぶされたり引っ張られたりする現象をスクイズ(スクイーズ)という。中耳腔のスクイズによって鼓膜が破れるおそれがある。鼓膜の損傷を防ぐには耳抜きという動作を行う。副鼻腔や虫歯、マスク、ドライスーツも、スクイズを起こして痛みを感じることがある。潜行するにつれて、マスク内の空気が陰圧になることで、マスクが顔に押し付けられたり、ひっぱられたりして痛みを感じる現象をマスクスクイズと呼ぶ。マスクスクイズを防ぐためには、鼻からマスク内に空気を送り込むマスクブローを行う必要がある。潜水前に飲んだ炭酸飲料の気泡により、胃腸に不快感をおよぼすこともある。 これ以降のものは、水中で加圧された空気を摂取し、長時間滞在することで生じるものである。 肺の過膨張傷害 息を止めて浮上したことで起きる。 深いところでは周囲の水圧と同じ圧力の空気を吸うので、息を止めると空気の体積が大きくなり、肺が膨張し、肺破裂を生じる。実例は非常に少ない。肺が破裂する前に、正常な人間であれば、口や鼻から空気が出て行く。 スクーバダイビングで最も重要なことは、ゆっくり深く外為 し、絶対に息を止めない事である。 減圧症 減圧症イメージ画像水中で高圧の環境に長時間暴露されることにより、体内の各組織には窒素などの気体が取り込まれる。浮上により周囲の圧力が低下してくると、組織に取り込まれた気体は徐々に放出されるが、このときの圧力低下が急速であると、体外への気体の排出が間に合わなくなり、体内に気泡が形成される。この気泡が血管を閉塞して発症する疾患が減圧症である。 減圧症を発症しないためには、十分に遅い速度で浮上する必要があり、通常、潜水の分野で減圧と言えば、この目的で行う遅い浮上を示す。実際的には、浮上速度を長時間にわたってコントロールすることは非常に難しいため、一定深度で一定時間停止する、減圧停止と呼ばれる手順が用いられる。 潜水計画時において、減圧表(ダイビング・テーブル)と呼ばれる表から減圧停止を行わなくてはならない深度・時間を読み取る。最近は事前の計画をせずに、ダイビングコンピューター(自動化した減圧表)を装着し、その指示に従って潜水する場合が多い。 万が一、減圧症になってしまった場合の治療方法としては、現在、チャンバーという高圧機械の中に入る方法が主である。 チャンバーを持つ病院数は多くはないが、例としては東京医科歯科大学の高気圧治療部が挙げられる。 窒素酔い 窒素の麻酔作用によるアルコール酔いに似た不動産 のこと。窒素中毒(en:Nitrogen_narcosis)ともいう。個人差もあるが、概ね30mを超える程度まで潜ると症状が発現しはじめ、さらに深くまで潜水を続けると、感覚や思考が麻痺し、口からマウスピースを外したりするような危険な行動をとったりもする。浅いところへ浮上すれば、速やかに醒める。低水温、暗い海、視界不良、激しい運動は窒素酔いを増長する傾向にある。呼吸ガス中の窒素分圧が高いことが原因なので、ヘリウムのような、麻酔作用の小さい低分子量のガスを主体とした呼吸ガスを用いることで回避できる。詳しくはテクニカルダイビングの項参照。 酸素中毒 酸素の分圧が一定範囲以上のガスを呼吸しつづけると、突然の痙攣、意識消失などを伴う酸素中毒を発症する可能性がある。水中で酸素中毒を発症した場合致命的であることから、特殊な目的のため綿密な計画の下に行う場合以外は、決してスクーバダイビングの呼吸ガスとして純酸素を用いてはならない。時折、スクーバダイバーの携行する呼吸用ガスタンクを酸素ボンベと称する場合があるが、これはほとんどの場合誤った用語である。 洞窟潜水(どうくつせんすいCave Diving)とは、専門的な潜水装備により洞窟(鍾乳洞や溶岩洞窟など)、泉(セノーテや地下水脈など)、地底湖で潜水することである。ケイビングやテクニカルダイビング(スクーバダイビング)の一種である。 トレーニング範囲内でのダイビングは、安全な洞窟潜水に不可欠である。トレーニングは、洞窟潜水に必要な技術を細分化して行われる。部分ごとのトレーニングは解放環境(海や湖など)で行われた後、暗所、洞窟と徐々に難易度の高い環境で行われる。各トレーニングを身につけた後に、複合したトレーニングに移っていく。近年の洞窟潜水の事故分析は、十分な解放環境下でのトレーニングをなされてない場合に起こると証明されたが、洞窟環境下においてもトラブル対処の経験を必要とされる。長年の洞窟潜水で様々な小さいトラブル対処を行うことは、より安全な洞窟潜水には必要とされる。 日本では古くからFX 信仰があり、主立った洞窟には神社が併設しており御神体として崇められている。洞窟に入るには、神主、所有者、管理企業、自治体、所轄官庁など多くの関係団体に許可を取る。一般のケイブダイバーが潜水可能なのは海中鍾乳洞のみになり、その中でも一部の海中鍾乳洞では自治体の管理の元でしか潜水出来ない。 国内では、ケイブダイビングを知らない人が忍野八海(1987年7月16日)、龍泉洞(1962年)、聖穴(1987年)、南大東島、与那国島、高知県、滋賀県などの洞窟で事故を起こしてきた。 90年代に入り本格的な洞窟潜水を海外で習得した洞窟探検家のケイブダイバー(洞窟潜水探検家)により八郎沢の風穴、安家洞、氷渡洞、幽玄洞、弁天様の水穴、大悲の滝、諏訪の水穴、石舟沢鍾乳洞、聖穴、倉沢の水穴、忍野八海、ひめ坂鐘乳穴、諏訪洞、あがり、いやのくち、稲積水中鍾乳洞、岩戸鍾乳洞、金志川泉、友利のアマガーなどと日本各地の洞窟を調査している。 またテクニカルダイバー達が、広部ガマ(沖縄本島)、ヒデンチガマ(久米島)などの海中鍾乳洞に潜っている。未だに独自の方法を用いて洞内のサンプ(完全に水没した洞窟)に潜るドライケイバー(洞窟探検家)も秋芳洞などを調べている。

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